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日本でただ1軒、もみの木の製材所|注文住宅 埼玉 工務店 サン勇建設

日本でただ1軒 もみの木の製材所訪問記

さんさんと降り注ぐ陽光と、生命力にあふれた自然。

マルサ工業フォレストバンク事業部

宮崎・生駒高原にあるマルサ工業フォレストバンク事業部の生駒工場。
標高約500メートル、爽やかな空気に包まれた高原に、木造の素敵な事務所と作業場があります。
ここではもみの木の板を、床材や天井材として加工しています。
歩いた時に適度なクッション性があり、滑らないように表面に施す「浮造」と呼ばれる加工は、佐藤雄二社長が苦心のすえに開発したもの。

「フォレストバンクのバンクという言葉には、堤防という意味があるんですよ。森が私たちを守ってくれているし、私たちも森を守らなくてはいかんという意味をこめてつけました」と佐藤社長は語ります。

「それに、もうひとつ。フォレストって分解するとForとRestになるでしょう?"休む"という意味ですよね。その休むという字は、人が木によりかかっているという意味ですよ。人間と木とは、洋の東西を問わず、そういう関係だったんだよね」。

山小屋風の外観が素敵な
マルサ工業フォレストバンク事業部
庭には素敵なクリスマスツリーに
なりそうなもみの木が・・・
作業場にも木がふんだんに使われている。
事務所の2階から眺められる
夷守岳の雄姿。
うーん、素敵。そういう考え方をすると、
森がうんと身近になりますよね。
事務所の前にでんと置かれた、
樹齢300年から500年のもみの切り株
先代社長(右)と、現社長(左)
滑りにくいよう、表面に
「浮造」という加工が施された床材
育美はひそかに
佐藤社長の名前をつけて
「雄二岳」と呼んでいます。
佐藤社長のご自宅

もみの木の製材所の出発点となったのが、佐藤社長のご自宅。九州に行くと、私たちは必ず立ち寄らせてもらいます。

すっかりお元気になられた奥様も一緒に、あれこれと話をしていると時間の経つのも忘れてしまいます。

もみの木を通して生まれた佐藤社長との不思議なご縁。そこから広がったもみの木がつないでくれた人の輪。大切に大切にしたい、私たちの宝物です。

床にも天井にももみの木が
使われていて、空気がさわやか。
「もみ談義」が始まると4人とも止まりません。
前田産業株式会社

ドイツ・シュバルツバルトの森で、慎重に計画伐採されているもみの木を輸入、製材しているのがこの会社。前田弘志社長は、もみの木の内装材に取り組みはじめた佐藤社長を信じ、最初から協力してきました。

もともと、地場産業であるもみの木製品を作ってきた前田産業は、結納用の台の生産では日本一を誇ります。そして、驚くべきことに、日々もみの木をあつかう従業員のみなさんは、年をとっても元気いっぱいの人が多いのです。これももみの木の効用なんでしょうね!

ドイツのシュバルツバルド
(黒い森)からやってきた原木。
板にされ天日に干される風景は、
まるでそうめんをほしているよう?!大きなフォークリフトを、慣れた様子であやつる吉元貞義さんは72歳。
前田社長 佐藤社長についていこうと決めた

「もともとこのあたりは、地場産業としてもみ製品を作っているところが多かったんですよ。それがだんだん仕事量が減っていって、このままではいかんなあと思っていたところに、佐藤社長が"こんなことやるぞ"って言ってきてくれたんです。

最初は住宅用の建材としては、もみはだめなんじゃないかなと、正直思っていました。やわらかいし、あつかいが難しいしね。でも、佐藤社長なら、絶対成功するまで諦めないだろうと。諦めさえしなければ、失敗はないですもんね。だからついていこうと決めた。
その決断は、やはり間違っていませんでした。

私たちは森の恵みを受けて、今日ある企業。だからかけがえのない地球環境に対して、自分たちがどうあるべきかを常に考えながら、これからも歩んでいきたいと思っています」。

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