
宮崎・生駒高原にあるマルサ工業フォレストバンク事業部の生駒工場。
標高約500メートル、爽やかな空気に包まれた高原に、木造の素敵な事務所と作業場があります。
ここではもみの木の板を、床材や天井材として加工しています。
歩いた時に適度なクッション性があり、滑らないように表面に施す「浮造」と呼ばれる加工は、佐藤雄二社長が苦心のすえに開発したもの。
「フォレストバンクのバンクという言葉には、堤防という意味があるんですよ。森が私たちを守ってくれているし、私たちも森を守らなくてはいかんという意味をこめてつけました」と佐藤社長は語ります。
「それに、もうひとつ。フォレストって分解するとForとRestになるでしょう?"休む"という意味ですよね。その休むという字は、人が木によりかかっているという意味ですよ。人間と木とは、洋の東西を問わず、そういう関係だったんだよね」。
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もみの木の製材所の出発点となったのが、佐藤社長のご自宅。九州に行くと、私たちは必ず立ち寄らせてもらいます。
すっかりお元気になられた奥様も一緒に、あれこれと話をしていると時間の経つのも忘れてしまいます。
もみの木を通して生まれた佐藤社長との不思議なご縁。そこから広がったもみの木がつないでくれた人の輪。大切に大切にしたい、私たちの宝物です。



ドイツ・シュバルツバルトの森で、慎重に計画伐採されているもみの木を輸入、製材しているのがこの会社。前田弘志社長は、もみの木の内装材に取り組みはじめた佐藤社長を信じ、最初から協力してきました。
もともと、地場産業であるもみの木製品を作ってきた前田産業は、結納用の台の生産では日本一を誇ります。そして、驚くべきことに、日々もみの木をあつかう従業員のみなさんは、年をとっても元気いっぱいの人が多いのです。これももみの木の効用なんでしょうね!

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![]() 「もともとこのあたりは、地場産業としてもみ製品を作っているところが多かったんですよ。それがだんだん仕事量が減っていって、このままではいかんなあと思っていたところに、佐藤社長が"こんなことやるぞ"って言ってきてくれたんです。 最初は住宅用の建材としては、もみはだめなんじゃないかなと、正直思っていました。やわらかいし、あつかいが難しいしね。でも、佐藤社長なら、絶対成功するまで諦めないだろうと。諦めさえしなければ、失敗はないですもんね。だからついていこうと決めた。 私たちは森の恵みを受けて、今日ある企業。だからかけがえのない地球環境に対して、自分たちがどうあるべきかを常に考えながら、これからも歩んでいきたいと思っています」。 |




































































