地震・災害・火災に強いツーバイフォー工法
2015/10/06(火)
工事中のもみの木の家
私が営業活動させて頂いた約30年間、いつもお客様に尋ねられる事はツーバイフォー工法(枠組壁工法)の強度と性能です。
「ツーバイフォー工法の地震火災保険が、鉄筋コンクリート住宅並みの保険料率でご案内出来る位、国が認めた工法です。と、お答えするのが一番わかりやすいと思います。
弊社は在来工法(軸組工法)もご案内しておりますが、在来工法でこの保険料率まで性能UPするのに準耐火構想にしなければならなく相当コストがかかります。
私は物心ついた時から身近にツーバイフォー工法があり当たり前になっていました。初めて天竜杉の赤い柱を見た時に感動し、自分にとっては新しい天竜杉の在来工法を、自宅建設時にツーバイフォーのように強度UPして見積もりした事があります。結局、コストがかかり過ぎて却下しました(笑)
改めて合理的なツーバイフォー工法に感心しました。
そして、改めてツーバイフォー工法の材を見るとカナダの厳寒で育った目の込んだ美しい無垢材でばかりです。特に梁の様なツーバイ10の天井は圧巻です。樹齢100年は経った材を惜しげもなく45㎝間隔で入るところを見ると、地震災害に強度で住民を安心させてきた事例が納得できます。
実は、我家のダイニングテーブルは、構造材のツーバイ6で原田部長に作ってもらいました。
美しくて年を重ねるごとに感動するところはフォレストバンクの樅の木と共通する所があります。
私は、ツーバイフォー工法を着眼し地震の多い日本で、小さな会社ながら昭和48年から取り入れた先代社長と、それを継続し続けた現社長を尊敬しています。
(昭和48年、ドルが360円でしたから、ツーバイフォー工法が当時の鉄骨造より高価でした。)