サン勇さんは好きだけど、ツーバイフォーが疑問

2016/11/01(火) もみの木の家

先日、展示場ご見学にご来場されたお客様が、

「雑誌とHPでサン勇さんの建物は好きなんですが、構造のツーバイフォー工法と断熱の使い方が疑問なのです。実は、ツーバイフォー工法だと言う事でサン勇さんを避けていましたが、どうしても気になって参りました。」

と、ざっくばらんにお話下さいました。


 

弊社は、ツーバイフォー工法と無垢4寸ヒノキの在来工法も建築しております。

費用対効果を考えると、ツーバイフォー工法を選ぶお客様がほとんどの為、弊社ではツーバイフォー工法が表に出ているのが現状です。それは、円高の影響とツーバイフォー工法用の建材の流通量が増した事にあると思います。私が幼い時のツーバイフォー工法は鉄骨造より高価な住宅でした。


 

ツーバイフォー工法の合理的な強度:地震・竜巻・耐風・耐火・津波の力・耐久性・気密性を実例を挙げて、喜んで説明させて頂きました。

ツーバイフォー工法の長寿建築物は、札幌の時計台をはじめとして数々ありますが、特に私が凄いと思うのは、神戸市東灘区の冨永邸だと思います。

大正15年に新築し、阪神大震災を経験して今も美しく建つ姿が全てを物語っています。

 

弊社の先代社長が昭和48年からツーバイフォー工法を手掛けてきました。そして平成10年頃私が化学物質過敏症を発症してしまった事から内装に自然素材を取り入れていきました。

我が社にとっては自然の流れの『もみの木の家』づくりでしたが、現在では合理的で費用対効果の高く、高耐久でエコで、誇れる家造りだと思っています。

熱く真剣に語ってしまいました~(*^。^*)//

 

断熱材もよくお客様から質問される項目です。鉄骨・在来工法では断熱材の優劣が居住性に大きくかかわりますが、ツーバイフォー工法では、工法本体が高気密なので断熱を選びません。

関東圏の場合「ツーバイフォー工法もみの木の家」では、高価で優れた断熱材とお手頃な断熱材とでは効果はさほど変わりません。私は、費用対効果でいえば、お手頃な断熱材でも充分行けると思っています。

私はそう考えていますが、お客様のこだわりに沿っていますので過去にはいろいろな断熱を施工しております。

 

お客様も「疑問が解けました。『もみの木の家』家造りの違った視点は参考になりました。」と喜んで頂き、ホッとしましたが、伝えたい一心の私は、矢継ぎ早に機関銃トークをしてしまい反省しています・・・(^_^;)//

アレルギーのお子様と一緒に、またご来場いただけたら嬉しいです。

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