ナチュラル・ハーモニースクール 医者も要らない生き方

2012/06/30(土) 研修・出張

いきなり実況で、ジュースを作ってくれました。

ブドウ糖や果糖の甘すぎる液体に、クエン酸を入れると爽やかになります。

そこで着色料と香料で、

赤ならばイチゴ、黄色ならばレモン、緑ならばメロン、ジュースが出来上がり!

もちろん無果汁です。

私は前職の、食品商品開発していた頃の事を思い出しました。

当時本物志向ブームで、本節(カビで加工した鰹節)と昆布で作った本物のだしを発売しました。が、全然売れず・・・Nグルタミンソーダ(化学調味料)とフレーバー(香料)を添加すると飛ぶように売れてしまって、当時のスタッフ共々がっかりした思い出があります。

そこで、どれだけ美味しそうな風味を演出できるか、フレーバー(香料)探しに明け暮れました。売れてなんぼの商売だったからです。

↓ 天然着色料といっても、コチニールという赤色は、「エンジ虫」から抽出しているものだそうです。この「エンジ虫」というのはメキシコの鮮やかな衣の染料として使われているものらしく、もともと食品ではないそうです。  

問題は、その抽出方法。  左:エンジ虫そのもの  右:色を抽出した粉を入れたもの 

虫そのものでは、色づくのに時間が掛かるとのことで、抽出するその過程も問題だということでした。しかもアレルギー体質の方は要注意とか?!

↑ エンジ虫です。

結局、消費者が賢くならないと・・・  結局、消費者が不自然なものを買わないシフトにならないと問題は解決しないような気がします。

 

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