35年払い住宅ローン 返済計画の実例

私が担当しました草加市Y様のお建替の返済計画は、

FP(ファイナンシャルプランナー)よろしくY様と私で立てました。

 

旧屋の借り入れが未だありましたから新築住宅の借入を合わせると

ご主人の定年以上の借入期間にしないと難しい状況でしたので

借入期間を限度期間いっぱいにしてローンを組みました。

 

期間を長くした分 返済金額が減った金額と、

本来定年までの年数でお支払いする金額の差額を「定期積立金する」事をお勧めしました。

その定期積み金を5年ごとに繰り上げ返済をします。

*その時に重要なのは、繰り上げ返済の期間短縮ではなく返済金額の減を選択する事です。

(注意:これは出来る銀行とできない銀行があります)

 

そして、今度は減額した分の金額を上乗せした額を「定期積立金」します。

「5年後、返済額の減額の繰り上げ返済をする」

この繰り返しを、3回したら定年になる予定です。

残金は、退職金でゆるくカバーできる予定です。

退職金がでなくても年金やパートで返済が出来る「賃貸家賃」の半額以下になる

 

Y様に喜んで頂き、このような計画を立てました。

もし、人生の荒波でアクシデントがあっても「定期積立金」の現金でしのぐ事が出来る!  

と、私も自信をもって励ましました。

 

 

その後、Y様ご一家に人生の想定外が2度3度あった事をお聞きしています。

12年後、Y様に相談があると呼ばれて訪問しました。

お引き渡し時と同じように綺麗な玄関!からお邪魔してリビングに!!~

 

そして、そして相談の内容は・・・・!

なんと!!!

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「全部、繰り上げ返済できる金額が貯まりました。

繰り上げ返済すべきか、貯金を残しておくべきか?!」

私は「Yさんの経済年齢は失礼ながら少ないですから、いつでも返済できるので、想定外のアクシデントに貯金で持っておられた方が良いと思います。」とお答えしましたが、Y様はローン完済を選ばれました。

 

自分自身も住宅ローン返済中でしたので、本当に脱帽!!尊敬しました。

Y様は、タバコもお酒もたしなみ明るく賑やかにお過ごしでしたので、貯蓄の仕方を教えて下さいと頼みこみました。

銀行口座をたくさん作って、電気ガス水道食費医療費などそれぞれを引き落とすようにして管理していたようです。「家計簿も付ける暇がないくらい家事と仕事と遊びに夢中ですから~」とにこやかに秘伝を教えて頂きました(*^。^*)//

 

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