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総務部 梶原みつる(かじわら・みつる) 自己紹介へ
2018/10/12(金) 経理部 梶原

読書の秋ですが、買ってそのままの本もあったりしますが〔おらおらでひとりでいぐも〕この本は芥川賞ということで興味もあり一気に読んでしまいました。

作者は63歳まで専業主婦の若竹千佐子さんです。もともと子供の頃から小説家を夢見ていたそうですが、デビュー作がいきなり芥川賞の受賞作品となるなんてすごいですね。最近は女性作家の芥川賞が多くなったようで嬉しい気もしております。

作者と同じように東北から上京して夫に先立たれた74歳の〔桃子さん〕が主人公です。子供も手を離れペットの犬も死に本当に〔おひとり様〕となった桃子さんは故郷の東北弁を武器に老いと向き合っていく物語、桃子さんの脳内で会話される東北弁がイキイキとして心の内の声が聞こえるようです。

老いない人間はいない、やがて自分にもくるであろう孤独や悲しみは他人事ではないと実感しましたが、この小説から桃子さんの前へ向かう気持が力強くて、最後はパワーはもらった感じがよかったです。

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