「アール・デコ 光のエレガンス展」から
2012/09/30(日)
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パナソニック 汐留ミュージアムへ行ってきました。
アール・デコって?
ヨーロッパの華やかな装飾の置物や家具が流行った時期のデザイン
かな? なんとなくの感じしかわからなかったのですが・・・
1920年代を中心としたフランスなどで流行したデザインで「装飾芸術」
と言われ、当時の生活スタイルだったんですね。
アール・デコ期の照明器具を中心に展示されていますが、花瓶や置物
食器、当時のポスターなど様々な作品を見ることができました。
近代化によるデザインの変化も面白く感じました。
花瓶も色鮮やかな文様で美しいです。
左の花瓶は浮き彫り状になっているんですよ。
右はブルーの色が鮮やかで作品も大きくて、すごい迫
力がありました。
見た瞬間日本的だなと思ったのは、やはりそうでした。
この作品は、なんと日本のうるし職人から学んだものだ
そうです。
アール・デコとうるしの組み合わせが不思議ですね。
球形のこの花瓶は、1925年のもの
幾何学文様がモダンです。
テーブルセンターピース「三羽の孔雀」
なんとエレガントな!!
食卓を飾る光の芸術です。
この展覧会では優雅で贅沢な1920年代のパリの室内
を感じる貴重な空間を味わう事ができました。
落着いた雰囲気の美術館で、今回も一つ一つの作品
を、じっくり観る事ができました。