スタッフダイアリー

竜馬命日11月15日(新暦12月10日) ”日本の夜明けは近いぜよ”

設計部 園部 博(そのべひろし) 自己紹介へ
2017/11/30(木) 設計部 園部

ドラマ 竜馬最後の30日より     旧暦11月15日、新暦12月10日は坂本竜馬の命日、すなわち竜馬の暗殺の日です。先日NHKのドラマで”竜馬最後の30日”が放送されました。これは竜馬暗殺の5日前に書かれた直筆の書簡が最近発見され、この書簡を元に今まで語られてきた”竜馬像”を見返し、推測を交えて脚色を加えて創られたドラマでした。これまでに様々な小説やドラマや映画では見ることのなかった、ひと味違う”竜馬”となっており、面白いドラマでした。竜馬直筆のこの書簡には”新国家”という言葉が述べられているとの事で、ここが少し目新しい点です。薩摩、長州、幕府(徳川慶喜)三者の合意を取り付けため、命がけの大ばくちの折衝を試みる”坂本竜馬”を動かしていたのは、”新国家”という大きな夢だったのですね。でもこの大ばくちに勝利が見え、”新国家”の夢が現実になろうかという道筋を築いたところで、これを良しとは思わない勢力に竜馬は暗殺されたのですね。薩摩も長州も徳川慶喜も、自分の藩、自身の保身の事しか考えられない混とんの中で、三者の事情をよく理解し、三者の合意を得られそうな条件を提示して、各々が都合の良い解釈が可能な書状としてを作り、これに合意を得ていくという様子がスリリングでした。まさに三者の利害に関係のない俯瞰で時代を観ることのできた”竜馬”にしかできない仕事だったと思います。”竜馬”の三者を束ねるという大仕事のお蔭で、日本はカオスを避けることができ、そして維新を加速させ、欧州列強の植民地化から免れることが出来たのだと思います。興味深いドラマで面白く感じました。

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