スペインサグラダファミリアの完成予定2026年?‼
2019/01/28(月)
設計
世界遺産となったサグラダ・ファミリア
スペインの建築家 アントニオ・ガウディ 先日テレビ番組で、サグラダ・ファミリアの日本人の主任彫刻家”外尾悦郎”さんが紹介されていました。サグラダ・ファミリアはスペインの建築家”アントニオ・ガウディ”の設計による教会で着工から150年経過しています。 現在はイエスの塔を建設中とのことです。私がサグラダファミリアを知った高校生の頃は完成まで1世紀はかかるといわれていたと思いますが、なんと2006年に完成の予定とテレビ番組のなかで紹介されていました。ガウディは1926年事故死で没していますが、ガウディの遺志を継ぐ後継者によって建設は進められてきました。その中の彫刻家の一人として番組で紹介されていたのが”外尾悦郎”さんです。ガウディの設計に関する書類、図面、模型はスペインの内戦で多くを消失してしまい、残された資料の断片からガウディの考えていた構想を推察し建設していくという作業で、これが困難であるとともに面白さであるようです。内戦という時代の洗礼を受けはしたものの、設計、建設技術の進歩や、世界遺産登録による建設資金の容易な確保など近年の好条件により完成が早まったようです。2026年完成という情報に驚くとともに、生きているうちにこの世紀をまたいだ偉大な教会を目撃できる可能性に少しの幸運を感じてしまいました。
ガウディの執念、信念、信心を見て触れて感じてみたいものです。