京都アニメーション火災に思う事
2019/07/26(金)
設計
京都アニメーション火災 写真
7月18日京都府宇治市にある京都アニメーションの建物が放火され、34名の死者を出してしまう火災となってしまいました。
犠牲者は京都アニメーションの社員で、死因は焼死26人、一酸化炭素中毒死4人、窒息死2人、全身やけど1人、不詳1人とのことです。 この事件を知り、私が真っ先に考えたことは建築上での防火、避難対応に不備はなかったのかということです。昨今、化学薬品工場火災、段ボール工場火災、廃棄物処理場火災、事務用品倉庫火災などの大きな火災があり、あまり報道はされていませんが、消防法や建築基準法などの防火、耐火、関連法令の強化改正も行われています。 こういった防火関連法規改正は必要と思われますが、今回のような火災は”消防法”や、”建築基準法”の改正では防げないのではないでしょうか。
京都アニメーションは”消防法”や建築基準法”の改正では防げない何かを補ってくれそうな作品を提供してくれていたと思われるだけになお一層残念です。