”セブンティーウイザン”を観ました。
2021/04/19(月)
設計
”セブンティウイザン” 番組写真
NHK ドラマ10 4月放送のドラマ”セブンティウイザン”を観ました。
ドラマの内容は70歳で妊娠という少しアナーキーなあり得ないような設定で、高齢者が妊娠したらという奇想天外なお話なのですが、かなりリアルな内容で、定年を迎えた夫と超高齢出産の妻があり得ない妊娠という状況をどのように受け止め、戸惑いを感じつつも出産への覚悟と決心を持って新しい家族を迎えるという内容となっています。
また高齢でなくとも出産後の育児や家事の大変な状況を高齢の夫婦が助け合い、臨んでいく様子が微笑ましく共感できる点や高齢であるための不安感など、複雑な心境で見入ってしまいました。
あり得ない設定での出産・育児であるからこそ、なお一層出産や育児の大切さや様々な悩み、困難を浮き彫りにしてくれているドラマとなっていました。子供が生まれ、育てることは大変ではあるのですがこのことが、晩年を迎えていて未来などないと思っていた夫婦に子供の未来と自分たちの未来を重ねることができるようになり、少し先の未来を思い描くことができるようになることに繋がっていく様子が、とても明るい希望を感じるドラマとなっています。
とても興味を持って楽しく観ることができました。