設計部 山下 典子(やました のりこ) 自己紹介へ

広葉樹と針葉樹の違い

2023/04/27(木) 設計部 山下典子

今回は、キャンプネタを少し違った視点から描いてみたいと思います。

 

キャンプやっている方にはご存じの広葉樹と針葉樹

主に広葉樹は硬くて、薪割りが困難、燃えにくいが燃焼時間が長いので、焚火の火が安定してからの投入

逆に針葉樹は薪割りしやすく、フェザーステックも作りやすい、燃えやすく燃焼時間が短い為、焚火の最初のタイミングで使うというのは

ご存じの方が多いのではないでしょうか。

 

じゃあ、住宅に置き換えると、どの樹種がどこに使われてるのか?

上記の内容からも少し想像つくかと思いますが、広葉樹は硬い木なので加工がしにくいです。

また枝ぶりがよく、いろんなところに曲がったりして生育するため、まっすぐな材をとりづらく

よって、家具などの内装材に使われることが多いです。

針葉樹は広葉樹に比べてやわらかく、加工がしやすい、また木の繊維質が広葉樹に比べると密ではないので、

暖かみも感じます。

その為、構造材や床材等さまざなな場所で使われます。

 

もみの木も針葉樹です。

床材で使うと、足ざわりがなんともいえないさわりごこちにあたたかみを感じ、

今までの住宅の床材のイメージが変わると思います。

ぜひその感触、1人でも多くの方に体感いただきたい、

もみの木の魅力はもっとあります。

ご興味ある方は、弊社HPの「サン勇の家づくり」をご覧いただけると幸いです。