大きな吹き抜けリビングと小屋裏収納のある完全二世帯住宅

地鎮祭の日が雨天の天気予報だった為、前日に菊池監督がシートとテントを用意しました。現地は雨上がりにもかかわらずデーター通りの地盤の良さでした。

亡くなられたお父様と共に
厳粛なる地鎮祭が行われました。

早朝より雨は止まず・・・
式が始まると小雨になり　やがて止んでしまいました。
『雨降って地固まる』

ご長男様の乾杯の音頭。
素晴らしいご挨拶を頂きました。

建物の配置を確認しながら、やり方出しをします。

根切り部分の土を出しています。

レベラーでやり方出しをしている所です。慎重を重ねお客様との打ち合わせ通りに仕上がる第一歩、緊張の時です。

やりかた出しをして根切りの後は、
栗石を敷き込みます。
その上に再生砕石を敷きこみます。
この作業をしっかりする事で、地震の揺れを軽減する働きがあります。

栗石が敷きこまれた上に
再生砕石を敷き込みます。
見えなくなってしまう所こそ、丁寧にしっかりと施工していきます。

栗石・再生砕石が施工された後は、ステコンクリートを施します。
栗石・砕石を固める目的と、重要なのは正確に墨出しする目的がある事です。

樅の木の家の看板を付けさせて頂きました。
仮設トイレも本下水直結の清潔な水洗トイレです。

ステコンクリートを施工しました。NO.2

要所に細かく結束をしている所です。
勢い良く生コンが流れてもぶれる事の無い様一つ一つ結束していきます。
鉄筋の重ねも８０?と大きく取ります。

日本住宅検査機構の基礎配筋　検査風景です。

基礎の立ち上げは、レベルを出しながらメタルの型枠でつくります。

メタルの型枠は正確できれいな仕上がりですが、重量がある為ユニックで配置します。

メタルの型枠をユニックで配置しています。

内側の枠を固定しています。正確を要し神経を使う仕事です。

外側の枠組みが出来ました。

配筋工事が完了しました。
鉄筋はＤ１０・Ｄ１３を使用しています。

立ち上がりに生コンが入りました。
固まるまで６日間このままです。

仮設トイレも水栓式です。
気持ちよく仕事が出来るよう、できる所は水栓式に監督達が配慮してくれています。

基礎工事担当の三和建設さんの細かな対応と仕事で、
ご近所の方から褒められました。

お施主様にも　この基礎工事にご満足されて三和建設さんの職方さん一同に感謝の言葉を頂きました。

良く攪拌された仕事で　仕上がりが見事です。良い仕事ですが、基礎工事は見えなくなってしまうので残念。
「見えなくなってしまう所ほど丁寧に」社長の方針です。

先行足場が完成しました。
約４ヶ月間、みんなの安全を守り続けます。

基礎の上に基礎パッキンが配されました。重量が分散し安定するよう全体的に支えあうタイプの基礎パッキンを採用しました。

基礎パッキンの上に土台を強いているところです。葛西大工さんが丁寧にあわせていきます。

土台が全部しかれたところです。

これがツーバイフォー工法の１階の床組の下地です。１階の剛性が良い家は安定しています。ツーバイフォー工法は、本当に合理的で強い工法だと思います

１階のパネルが配置されました。
開口部のマグサが強そうです。

開口部の所は、たとえドアの部分であっても２×１０や２×８のマグサが入ります。ツーバイフォー工法は、開口が強い所です。

４５ｃｍ間隔で縦に入る２×１０材。
これが２階の床組みの下地です。（３８?×２３５?）２００ｋｇ/?の合成となります。

電線が２箇所と隣地宅内配線が２箇所。チームワークと技術で避けながらパネルを組んでいきます。

２階の床組みです。
素早い行動で作業をする監督と大工さん達。まるで地面を歩いているようです。

２階の床組みの上にエンジニアウッドが貼られました。厚さは１５?です。
造作工事でスーパーハードボードが貼られ、樅の木の床材が貼られます。

水平・垂直を正確に確認しながら作業は進みます。

２階のベランダの下地が出来ました。

外回りが出来てきました。

ガードマン３名とご近所のご協力でレッカー作業も予定通り２階の床に進行しました。

パネル式の建て方作業の原田監督・菊池監督・葛西親子大工・小野塚大工。
レッカーの荷を見守っている所です。
勇壮で　――　男の仕事　――って感じですね（ハート）。

１階から見た２階の床組。
私の好きなショットです。

ツーバイフォー工法は、外側から見るて、よく「ベニアの家」と悪口を言われますが、こんなに木を使っているんです。在来工法の１．５倍の構造材量が使われます。印象は、「木だらけ」

ツーバイフォー工法の屋根がけは、他の工法に無い強さを発揮します。面として剛性を見る為です。

４５ｃｍ間隔で２×８材が配されています。すごいでしょ！
２×８材の樹種は、ＳＰＦ。カナダ生まれのＳ（檜の仲間）Ｐ（松）F（杉）の白い木肌の木の総称です。

１階の親世帯の『上棟打ち合わせ』風景。

１階親世帯の上棟打ち合わせです。
絵画・手造り照明・自転車・婚礼家具・大型テレビ・ピアノ・お仏壇等の配置を確認しながら、配線配管照明デザインの打合せをしました。

ここの位置に杉の一枚物の耳つきカウンターが入ります。
このカウンターのＭ様手造りの照明が配置される一番気合が入る場所です。

『上棟打ち合わせ』２階の若夫妻のお打ち合わせ風景。図面での打ち合わせを一つ一つ現場で確認します。

『上棟打ち合わせ』屋根収納庫の確認中。勾配天井のダイナミックなＬＤＫは、素晴らしい空間です。

両親の『上棟打ち合わせ』中
いろはちゃんは、お利口にバアバと１階で遊んでいました。

上棟式では、「季節柄事故に気をつけてよろしくお願いします。」と温かいお言葉を頂戴しました。

美味しいお料理も頂き、上棟式の〆の三三七拍子！士気もあがります。

長時間のお留守番も平気で、明るく楽しく元気良く　バアバと遊びました。

屋根足場が付きました。
ガルバニュー鋼板の屋根が張られていきます。軽くて耐久性に優れ　音と断熱性も改良されたすぐれものです。

大きな二世帯住宅の全貌が見えてきました。

皆さんにツーバイフォー工法の合理的で強い構造体をご覧頂きたいと思っていますが、
造作工事が進んできますので、だんだん構造体が見えなくなっていきます。

ベランダの防水工事の下地が完成しました。シート防水+ＦＲＰ防水の特許の防水です。お互いのお互いの欠点を補い合う防水のすぐれものです。

Ｍ様邸は近隣に配慮して隣地境界から立ち上がりの巾を１メートル後退しています。その為軒が多く出すことが出来ました。圧倒ですね！軒の換気口も配慮しています。

防水紙が貼り終り、ツーバイテープをまわしてサッシが取り付けられます。
この防水紙とツーバイテープも優れものです。

屋根の雪止めも取り付け終了していました。屋根工事は終了です。

小酒井電設さんが、より安全で将来を配慮しながら配線計画を練っています。

１階の吊天井が完成しました。
１･２階の振動を軽減するため３重の工夫をします。

1階の風呂のエリア
ここからライフラインで繋がっていきます。将来に備えて点検構もセットされています。

ご主人は電子通信関係ですので、配線にもこだわっています。ＣＤ管で近来・未来の夢がいっぱいです。

屋根裏の様子です。
２×４工法の利点の一つ、『屋根が合理的で丈夫で自由性に富む』の通りです。

2階のライフラインの施工です。

屋根の断熱と屋根剛性です。
Ｘ方・Ｙ方と材が合理的に満遍なく入っています。この段階でも断熱材を入れると夏の暑さもかなり違ってきます。

システムバス自体も断熱性はありますが、更に断熱処理を施しています。
ここは、防蟻処理もしています。

目立つようにと言う事で、こんな所に樅の木の看板シートを貼らして頂きました。本当に目立ちます。

白いのは、防水シート（タイベック）です。これがどうして！強くて強くて手では絶対に破く事はできません。手が切れる位なんです。ベランダの笠木部分はシート防水を施工します。

１階の造作工事を担当している葛西大工さんです。10.8ミリと厚めの石膏ボードで、２×４工法の心得『コーナーを1枚のボードで納める』手間の要る仕事です。丁寧に仕上がっていきます。

外壁の胴縁です。
これで本体とサイディングの間に空気層を設け耐久性を上げます。見えなくなってしまう箇所ですが、等間に耐久性の良い木を使用しています。

天井の無塗装もみの木が貼られました。後で支障の無いように養生釘（緑）でカバーされています。この小さな釘跡も、樅の木は生きていて見えなくなってしまいます。

ここにもヒウチです。
この吹き抜けは、屋根勾配を利用した空間ですので申請面積には入っていません。合理的な空間です。

２×４工法では、吹き抜けに梁は必要ありませんが、今回　わざと化粧でヒウチまで付けました。益々２×４工法には見えなくなって参りました。

２階の造作を担当する竹中大工さん。出身地は石川県。無口で仕事が速く、笑顔の素敵なベテラン大工さんです。
長尺のボードも、スリムな身体でひょいと持ち上げます。

１階の玄関の見せ場の収納です。
もみの木を貼る事で、調湿と防虫させます。青森出身　葛西大工さんの二世です。無口ですが、お父さんに似て丁寧で納まりのよい仕事をします。

１階の寝室の天井樅の木が、貼り終りました。

１階の玄関の見せ場の一つ
デザイン下がり壁の下地が完成しました。

階段も完成しました。
１０５０ミリ巾で手摺が付くと丁度良い広さになります。

2階の造作工事担当の竹中大工さん
樅の木の床板を施工しています。

１階のシステムバスの施工が始まりました。白くて画期的な浴槽が表れました。シックで趣き豊かなシステムバスになります。

軒裏の下地も完成しました。
これから塗装工事が入ります。

２階のキッチンの多目的バルコニーの外壁施工中です。外壁は８月２０頃完成の予定です。

屋根裏収納庫には、点検口も設置いたしました。後の設備のリフォーム等や点検に活躍する事と思います。

屋根裏収納のオーニング窓もオシャレです。ここは後に　お施主様が床張りを施工されます。お施主様は日曜大工が得意の器用な方です。

２階ダイニングの天窓です。
北が開けて明るいダイニングですが、更に天窓で明るさが増しています。計算どおりです！！

12.5ｃｍの石膏ボードを留めてあるのは、４５ｃｍずつ１０ｃｍ間隔のビスです。これがクロスや塗り壁が割れにくい配慮です。

２階の対面キッチンの12.5ｃｍの石膏ボードが貼り終わりました。キッチン部分の色が違うのは、耐水ボードです。水蒸気の出る箇所への配慮です。

１階２階の全収納は、樅の木貼りです。湿気安い収納もサラッと気持ちよく虫除けにもなります。

１階の寝室です。寝室は是非にとお勧めして全てもみの木の部屋をご案内しました。特に夜が落着く空間になります。

１階のシステムキッチンが入りました。ダークなブラウンです。カップボードとトータルコーディネイトされましたので素敵な趣になります。

２階のリビングのモミ天井が施工されました。その先に広がる勾配天井とのコラボ！圧倒です。完成が楽しみです。

着々と木製建具が施工されています。

若夫妻エリアの階段が出来上がりました。無垢パインで幅が105ｃｍあります。家具の搬入等べんりな幅です。

配電盤が来る所は、各電気配線の終結場。各エアコン・冷蔵庫・レンジ・を単独配線している為、ブレーカーが上がりにくくなっています。

設計湯本がアレンジ１階のトイレ収納。赴き豊で照明もオシャレです。もちろんトイレも防水ボードを採用しています。

ホタテ漆喰でアレンジする１階の玄関の見せ場を、アーティスト大塚さんが下地処理をしています。
「何でも下地が大切だよ」

汚れの付きにくいマイクロガードのサイディングも　施工完了です。

２階のキッチンのカウンターが取り付けられました。

２階の勾配天井には、もみ天井施工が完工していました。こんなに白木でも不思議に何年経っても手形や汚れは出てきません。樅の木はやはり生きてます。

２階の勾配天井に作業用の足場が欠けてあります。これが取れる頃が待ち遠しい気持ちです。

隣地境界を多めに取りたいと言うお施主様の意向に　軒を多く出す事をご提案しました。大型の建物にあった軒のバランスになり素敵な外観です。

巨匠　大塚さん　コテ1本で赴き豊な水周り製作風景です。水加減で光も表現してくれます。

篠田タイルさんがキッチンバックタイルを貼っています。キッチンは、大型600×800のタイルをお勧めしています。目地の部分が少なくお掃除が楽です。

１階の玄関の見せ場の　南欧タイル巾木を施工しています。アールの表現が素晴らしいとお施主様に絶賛されました。さすが篠田タイルさん。

２階の物干し場の一部は、雨天に嬉しいインナーバルコニーが出来上がりました。いいですね〜

２階のバルコニーのアルミ笠木が取り付けられました。外観が締まってきます。

玄関ポーチの外郭が見えてきました。

２階のシステムバスが出来上がりました。

玄関ポーチの製作に入りました。丁寧な仕事の篠田タイルさんです。

２階の一部屋ずつ　壁クロス工事が始まりました。

次々と水周りも完成に近づいてきています。わくわくします。お施主様のご意向通りになっているでしょうか！？

建具で仕切りながらＴＰＯに応じて部屋を変化させて行くと言う奥様の絶妙な意見にお答えしました。ダークで締まる素敵な空間です。

収納の中は、もみの木でいっぱいです。きっとお施主様を何かと助けていくでしょう。もみ達　頑張るんだよ！

２階の子供部屋のロフトの下地まで出来上がりました。もみ天井がオシャレです。

勾配天井の足場も取れてダイナミックなリビングが現れました。
構造に必要の無かった梁やヒウチですが、雰囲気を出しています。やはり無垢の木はいいですね。

２階のシステムキッチンが設置完了しました。

パテ塗りが終わり、いよいよクロス貼り工事が始まります。

壁の目地を埋めるようパテ塗りが始まりました。この下地処理で仕上がりが一段と違います。丁寧な施工が続きます。

内部建具の無垢ドアはもちろん、ＭＤＦ材のドア部分でもＦ☆☆☆☆です。　

クロス工事の糊は、宣伝でおなじみ
Ｆ☆☆☆☆ルーアマイルドを使用しています。

２階の勾配天井に平行な突起が・・・
日曜大工はお手の物の若ご主人の　ご趣味の箇所になるそうです。

電気工事が進んでいきます。

親世帯の玄関にアールの吊り壁とアールの壁。イタリアをイメージした玄関が仕上がってきました。

親世帯と若夫妻をつなぐ、ホットラインの無垢ドア

近隣に配慮したＭ様のご希望で、隣地境界は１ｍ以上空けました。特に南西にはウッドデッキが出来る様　設計の湯本が配慮し土台を作りました。

ポイントのダークブラウンの木目サイデングがとってもお洒落です。若夫妻が特に気を入れたところです。

碧い空に似合った　重厚な外観が完工です。

２階の　もみ天井が仕上がりました。壁クロスも仕上がりダウンライトが設置されました。

１階のパテ塗りも終了です。

２階の洗面の水道調整中です。

２階の内装工事の全てが終了しました。後は、クリーニングを待つばかり

１階のイメージ　イタリア玄関の幅木に欧州輸入タイルの施工が完工し、クリーム色の大理石施工中です。

１階のＬＤＫのダウンライトが設置されました。完成まで　もう少しです。

１階の寝室は、床・壁・天井の全てモミの木です。寝室なので天井に向かう照明をご提案しました。

１階の玄関に　大正時代に使用されていたレトロ照明が付きました。
薄茶のホタテ漆喰に絶妙な光となって共鳴しています。

和の演出をイメージした１階のＬＤＫの地袋は、天板が天竜杉・建具が手造りモミ製です。味がありますね。

ここは、仏壇スペースです。
仏具の収納の建具もモミ製です。

１階の洗面の壁に大理石が仕上がりました。豪華！

１階のトイレの収納が　和に見事に仕上がりました。無垢のもみの木の建具が決め手です。

２階の洗面の壁に輸入タイルが貼られました。

社内竣工検査が行われました。
大工・工事・設計・営業・社長が全てをチェックします。

納まりが大変よく、チェックポイントがほとんどありませんでした。

竹中大工さんも一緒に最終チェックしました。樅の木は生きていますので貼った時の表情と違う時があるそうです。

社内竣工検査風景です。社長・営業・設計・工事・担当大工が揃って最終チェックをします。現場社長の厳しい目でも大変納まりの良い家が出来ました。

１階のリビングです。天井高を２０?あげています。サッシも普段高さ２mですが、2.2ｍに大きくしました。明るく木の香りでいっぱいの安らぐリビングです。音も最高！

親世帯と子世帯のそれぞれの玄関です。親世帯の南の大きな窓は、紫外線カット処理のサッシです。

玄関収納の中もモミの木貼りです。
靴などの消臭・除菌・調湿をしてくれる建材です。物入れ内には、効果が同じな　樅の木のB級品を使用します。

お施主様の真っ赤な愛車が生える、落ち着いた外観デザイン。外構の構想の中にお母様の無農薬家庭菜園が予定されています。楽しみです。