大黒柱のある２×４工法　樅の木の家

近隣の方から「静かに埃も少なく工事して頂いてありがとう。」と、お褒めを頂きました。足立のミナト解体さんありがとうございます。

解体作業中。多種の分別をしながら各種届け出も提出。そして近隣のご迷惑の配慮が一番大切。案外いろいろな力を試されるのが解体工事です。

更地になりました。丁寧な解体工事作業がこの整地でわかります。

地鎮祭が行われました。

地縄はりでお客様に建物配置・建物の床高の確認が終わった所で、基礎工事に入ります。

地盤改良に使う凝結材です。これをユンボで土と混ぜるとカチカチに固まります。

地中　根切りより約１ｍの地盤を人工岩盤にする表層改良（地盤改良工事）が施工されています。

これは地業工事と言って、地面を絞める為に行われます。

根切りした後に、２０?栗石を敷き詰めます。

捨てコンクリートを均して、正確な基礎造りの準備をします。目的は、防湿と正確な墨出しの為の平面を作る事です。

鉄筋がコンクリートの真中に位置して強度を保てるようピンコロを枕に鉄筋を浮かせます。

ベース下（２００?）からの基礎の高さは６５０?になります。

ベース筋は＠２０?、鉄筋と鉄筋のつなぎは４００?〜６００?ダブらせ結束します。

日本住宅検査保証機構（JIO）の検査が入りました。もちろん適合です。

日本住宅検査保証機構（JIO）の検査が入りました。もちろん適合です。

正確な墨出しの下　配筋工事が施工されました。D10・D13・D15の鉄筋が使用されました。

ベース筋は、＠20?間隔の網のように組まれます。勢い良く流される生コンに正確に配置されるよう充分な結束工事が施されます。

多く配置されているアンカーボルトとホールドアンカーボルト。

頑丈で長生きな建物を作る為、基礎の立ち上がりを計算して配置されています。

玄関部分をコンクリートでかさ上げします。

全設置型基礎パッキンを施工しています。

基礎の天端に　全設置型基礎パッキン　を施工します。自重を均等に支える為に全設置型を採用しています。
そしてアンカーボルトの多さに注目してください。

先行足場が立ちました。
いよいよフレーミング開始です。

２階の床を支える金物と　転び止めを合理的に配置していきます。

頼りがいのある開口部のマグサと、梁のように大きな２×10材が２階の床を構成していきます。

１階の床が終わり１階の壁が立ちました。上階部が出来上がり安定するまで筋交いの様な支えでレベルが狂わないようにします。

２階の北側の壁が立ち上がりました。
すぐに垂直のレベルを合わせます。

2階の壁のマグサを施工しています。
地震の強さに　このマグサが一役克っています。

質実剛健な弊社ツーバイフォー工法の床組み。床の剛性は、見ての通り４５?間隔に２×10材（38mm×235?）が施工され２×10材ダブル直列の転びどめは圧倒です。

建物構造一体型のバルコニーの床組み。丈夫で安心な構造です。

２×６材（３８mm×１４０?）を４５?間隔に配し剛性のとれた妻壁同様に１２?の構造用合板を施工します。２×４工法の屋根組みは合理的で強さを発揮します。

床や壁には、JAS認定の構造用合板（エンジニアウッド）を使用します。
これも２×４工法が強く機密性の良い秘密の一つです。

２×４工法専用のコモンネイル。通常の釘より径が太く、サイズによって４色の色分けされています。フレーミングが完成した後も釘頭でサイズ確認が出来ます。

着々と屋根が整います。繊細で力持ち「尊敬するのは父」と、マサ大工。

外殻が次第に出来上がって行きます。

吹き抜けの窓の取付個所です。
合理的な構造がお解り頂けますか？！
２×４工法特有の開口部分の合理的な強さが好きです。

アルミサッシが施工されました。
２×10材（３８?×２３５?）がダブルで入ったマグサが強靭な開口部。
関西の大地震で窓ガラスが割れなかったと言うのも　この施工だからです。

吹き抜けに　縦滑りの窓が施工されました。

外壁の防水シート（タイペック）の施工が完了しました。

外壁部の窓周りにはツーバイテープが施工されます。窓周りの雨の侵入を予防する物です。

屋根にアスファルトルーフィング（防水紙）が施工され、天窓が施工されました。

屋根と妻壁には、ハリケーン帯（金物）が施工されます。

外壁の防水：タイペック（防水紙）を施工しています。紙に見えますが、繊維が細かく頑丈で油断すると皮膚を切ってしまう位強いシートです。

ベランダ防水：笠木の下には、タイペック（防水紙）とシート防水を施工。
ベランダ床面はシート防水とFRP防水のセットになった特許防水を施工しています。

ツーバイフォー工法の欠点：上下階の音の問題を解決する施工その１。
吊り天井の施工が終わりました。

ツーバイフォー工法の欠点“上下間の音”を３重にカバーしています。
これはその１つ、吊り天井。
２階の床の構造体２×10材を１階の天井と離しています。

上下の連結　ホールダウン金物と帯金物同等の強度ツーバイコーナー金物。

上棟打ち合わせの昼食を　上棟式としてお馳走を頂きました。

お神酒・塩・米でお清め風景

細部に渡り確認させて頂きます。
コンセントの位置高さ、照明の位置高さまでイメージのすり合わせです。

上棟打ち合わせ風景。
図面上での打ち合わせを上棟した３Ｄの空間で再確認します。
お客様のイメージ通りの家をご提供する為の大切な打ち合わせになります。

軽量で丈夫なコロニアルの屋根が完工しました。雪止めも施工しました。

日本住宅保証機構（ＪＩＯ）の上棟検査が入りました。適合です！

屋根裏収納庫用にしっかりと組まれた２階の天井。

屋根裏収納の窓

軒裏には、空気換気口が施工されます。

ツーバイフォー工法の欠点：上下階の音の問題を解決その２
上下階断熱工事。この施工で熱効率が高い副産効果が生まれました。

いつも楽しそうに施工する葛西大工。フレーミングと造作工事を一手に任されています。

破風・軒裏の施工も完了しました。

釘が１０?ピッチで入っています。

吹き抜け部分にも断熱材が設置されました。

断熱材が設置され、石膏ボードが施工されていきます。この施工も開口部を強くする施工の約束があり、４５?間隔１０?ピッチでビスで固定するので大変な工事になります。

２階水回りの給排水管工事

タイペック（防水紙）が施工され、ひさしもはっきりしてきました。外部鋼製建具周りのツーバイテープに防水紙が圧着されます。

内装は、石膏ボードの施工が観光に向かっています。緑の石膏ボードは、水廻り専用の防水ボードです。

同縁の施工がされました。

いよいよ外壁の下地：同縁が施工されました。

２階もみの木の床の施工です。
Ｔ様邸は、無塗装を選ばれました。

天井のモミ板施工は、体力と手間がかかります。惜しまず黙々と丁寧に工事を続けるマサ大工。青梅の巨匠に綺麗な仕上がりを褒められました。

勝手口には、庇（ひさし）が設けられています。ご主人の奥様への愛情でしょうか。

階段の施工が完了しました。
出来上がってすぐに養生します。

シックで落ち着いたシステムバスが入りました。サーモフロアで真冬でも床が冷たくない構造です。

システムキッチンの配管です。
左からガス管・給湯・給水・排水

玄関の床もモミの木の床でしあがりました。防蟻処理をした土台の下地もこれから施工され玄関ホールが出来ていきます。

堂々と５寸の檜柱が　現場に運ばれました。しっかりと締まった美肌マッチョ美人です。

内装造作工事の段階で現場に入った大黒柱。構造体は床組壁工法なので構造体ではありませんが背割の入った無節檜５寸の超美人さんです。

無垢素材の階段も出来上がりました。精度の高さは、葛西さんの腕です。

便利機能のシステムキッチンも施工されました。こげ茶色の渋いシステムキッチンに天竜杉の渋い赤を選ばれるお客様のセンスが光っています。

重厚でモダンな玄関アプローチのデザイン。

吹き抜けの明り取りの窓。
３セット並んで　安定感を感じます。

社長のこだわりの防水工事。
シート防水の良さとＦＲＰの良さを合体させた防水です。これから仕上げをします。

造作工事も仕上げに入りました。大黒柱の５寸のヒノキが非常に美しく輝いています。

造作工事も終盤です。
葛西大工に　各所見所を丁寧に施工していただきました。とても納まりが良く仕上がりました。

対面型システムキッチンのカウンターに天竜杉を選ばれました。赤身が特に美しい天竜杉も凛として　趣を増しています。つい撫でたくなります。

ホタテ漆喰の下処理中です。
塗り壁の仕事の８割は下地作り・・・見えない所を丁寧に施工、大塚左官さん。

重厚でモダンな外観が出来上がりました。

塗り壁は、北海道伊達市　噴火湾で取れた帆立貝の貝殻を利用したもので抗酸化作用が強くマイナスイオンと調湿効果があります。いよいよ現場に入荷されました。

屋根裏部屋に向かう階段室から　パイン材を使用しています。まるで山小屋を思わせる演出になっています。

和室の床柱と落しがけは黒檀、天井はあじろ、都会的センスのモダンな和が演出されています。

外部給排水・雨水排水工事に入りました。適切な個所に桝を設けながら適切な勾配で配管します。目立たないけれど緻密で生活に密接に関係する個所です。

吹抜けを見上げると　お部屋の窓が素敵に移ります。２階のホールに抜ける吹抜けで2階の家族が一体となる温かさを感じます。飾りの木がポイントです。

ホタテ漆喰工事の下処理が終わりました。吹き抜け部分の施工は、特設足場で施工されます。

石膏ボードにホタテ漆喰工事の為の　下処理がされました。塗り壁工事は、ここまでが大山。下処理が一番肝心です。大塚左官さんサスガ！綺麗に整いました。

ホタテ漆喰工事の仕上がりました。

５寸の大黒柱の施工の為、不定尺となった和室を見事に畳が入りました。
これも隠れた匠の技です。
几帳面に納まった畳に風情を感じます。

建物が完成し、外構工事に入りました。

道路を汚さぬ様　配慮深い施工の篠田タイルさん。

綿密なお客様とのお打ち合わせの後順次、施工に入ります。玄関アプローチに豪華な階段が施工されます。

コンクリートが割れぬ様　鉄筋が入れます。

駐車スペースの入口に天然石が施工され趣を演出しています。
これは、１つ１つの職人芸。レベル・割り振りが命です。

基礎の立ち上がりを大塚左官さんが綺麗にお化粧します。

綺麗に仕上がった天然石の玄関アプローチ。

南向きの大きな家庭菜園に肥えた山土が入りました。篠田タイルさんの社長さんが腕をふるっています。