お金の話

わかりにくい家づくりの費用

「希望の家をできるだけ少ない費用で建てたい」。そう願うのは人情というもの。その際に、最近よく参考にされるのが坪単価です。でも坪単価が安いからと言って、飛びつくのは考えもの。まずは、そこにどの費用が含まれていて、どの費用が含まれていないのかをよくチェックすることが重要です。

なぜ、このようなことを申し上げるのか。それは安い坪単価を謳っている場合、仮設工事の費用や、設計費などを含んでいないことがあるからです。その場合、それらの費用はあとから付加されることになり、結果的に坪単価は上ってしまいます。

せっかく安く建てられると思ったのにそうならず、がっかりすることのないように、最初によく確認されることをお勧めします。

  わかりにくい家づくりの費用
明瞭な見積りを心がけています

私たちは、家づくりにかかる費用がお客様にとってわかりやすく、安心していただけるように工夫しています。資金計画表はできるだけ明瞭で簡潔に。いつの時点でいくらのお支払いが必要なのか、またローンを組む場合、月々いくら支払うのかも、この資金計画表を見ればひと目でわかります。

下の表を見てください。(1)の本体工事費は、(2)の附帯工事費と消費税を含めて2,000万円になっています。附帯工事費には仮設工事や地盤改良費、設計料などがすべて含まれることが明記されています。
別途かかる費用は、印紙代やローンを組む場合の手数料などの諸費用、別途工事費、仮住まいや引越しの費用など。

ここに書かれている以外の費用は、特殊な場合を除いてまず発生しませんので、この見積り額で資金計画を立てていただければ、それを大きくオーバーすることはありません。
複数の会社に見積りを依頼される場合は、これらの項目がきちんと含まれているかどうかの参考になさってください。