好きなものに囲まれた幸せで穏やかな時間

愛犬と暮らすうえで、一番重視したのは機能性を考慮した土間です。
汚れを簡単に拭き取り洗い流せるよう、緩い傾斜をつけた床と、腰高までのペット用タイル。さらに、毛が付着しづらく消臭効果のあるもみの腰上からの壁と天井。
土間につけたシャワーは土間全体を洗い流したり、愛犬のシャンプーをすることもできます。また、留守のときのために設けたエアコンは、土間内を容易に乾かすことができる優れものです。
このシャワー室は、将来の夢である大型淡水魚の飼育に対応するために、リビングとの相関性をとる仕掛けを作っていただきました。

仕事から帰宅すると、まず体を横にしたい衝動に駆られます。
希望を叶えてくれるソファーを市販で探しましたが見つからず、造り付けにしました。こうすることで収納も兼ねられるので、いろいろな用途に使えます。

隣の部屋のあかりを利用してアイアンを飾りました。好きな柄のクッションでアクセントにしています。
また、冬は吹抜けからの陽がちょうどあたって、温かくて心地いいんです。

それぞれの個室と、家族全員が集うダイナミックなリビングダイニング。ダイニングは広げると客間にもなるつくりになっています。
家族が各々の場所にいても、いつも一緒にいるような感覚を味わうことができて、とても幸せです。

それぞれが仕事を持つ忙しい我が家のみんな。悪天候の日や帰りが遅い日、花粉症の時期になると、洗濯物干しが問題になります。
もみの木の家は室内干ししても問題ありませんので、すべての部屋に物干し場を設けました。本当に助かります。

家族それぞれの部屋は、「白とアイアンとピンク」をテーマに作りました。
使用したホタテ漆喰にはカラーバリエーションがあるのですが、その中には大好きなサクラ色も。柔らかいピンクをしたサクラ色が、こんなに素敵な空間を作り出してくれました。
天井をもみの木にしたり、壁も天井もホタテ漆喰でピンク×白の組み合わせにしたり、使う素材によって部屋の雰囲気がガラリと変わります。

機能性については一番に考えていたのでたくさん要望を出しましたが、デザインはほとんどサン勇建設さんにお任せしました。素敵にデザインしてくれた矢澤常務には本当に感謝しています。
特に、テレビ台の辺りのキッチンダイニングとの仕切り具合はお気に入りなんです。

隣に建つプリマガーデンに合う外観、という希望に加えて、愛犬が回遊できることも考えました。